アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

現代人はすぐに悟れる

【第二章】神仏と冥想の関係 ◎3.現代人はすぐに悟れる。 ダンテス・ダイジが、現代人は数分の冥想で悟ることができると言ったことがある。これは、神仏を見ること、すなわち見神、見仏、見性、一瞥を、悟ると称している。 OSHOバグワンは、人間の意識は自分…

船頭になった巌頭和尚

◎杜鵑 月に叫んで夜三更 巌頭和尚は、徳山の嗣法。845年会昌の破仏に遭遇し、寺を焼かれた上、追放されたため、還俗して船頭をやりながら修行。最後は賊に襲われて首を斬られて死ぬがその「 吽 ( うん ) 」と叫ぶ声が数里の外まで響いたという。 一休が、…

見神、見仏、見性の限界

◎見性だけでは不徹底 イエスは見神体験は有していたが、神人合一を得たのは十字架上だった。 見神、見仏、見性とは、禅の十牛図でいえば、第三図見牛であり、全然最初のほうであり、その後の人生の送り方によっては、悪に陥ることすらある。 江戸時代の白隠…

イースター復活祭

◎イエスはいつ大悟したか イースターは、イエス・キリストの復活の祝い。肉体でなく、アストラル体での復活っぽいが、例によって現代科学で検証するすべはない。現代科学はそもそもアストラル体など認めていないので。 イースターと言えば、卵型のチョコがス…

呪殺の論理

◎勘違いの所業 11世紀チベットの大霊能力者ドルジェタクは、霊能力者としては一流だが、求道者としては、どのような位置づけとなるのだろうか。 まずドルジェタクの言い分は、呪殺(度脱)の動機は、慈悲菩提心を起こし、衆生を救済しようという気持から出…

神降ろし

◎神降ろし 神降ろしについては、古神道には古くからの歴史と伝統があって、また善悪真偽深浅取り混ぜて巷のあちらこちらで見聞きすることがある。チャネラーやシャーマンもその一種である。 これは、神と出会うのでも一体化するのでもなく、我が身に一時的に…

悟る仕方は三種。神仏に憑依される、神仏を見る、神(仏)人合一

◎【第二章】神仏と冥想の関係 2.悟る仕方は三種。神仏に憑依される、神仏を見る、神(仏)人合一 人が神仏を悟るやり方の区分は次の三種類。 (1)神仏に憑依される (2)神仏を見る (3)神(仏)人合一 (1)神仏に憑依される 「神仏に憑依される」(帰神)の神仏…

新婦の部屋で結ばれる-2

◎エデンの園追放以前のアダムに戻る グノーシスにおける単独者とは、原人、完全な人のこと。それは、エデンの園追放以前のアダムのことである。 フィリポによる福音書§71にエバと分離する以前のアダムが完全体、原人であることが示される。そのやり方は、エ…

新婦の部屋で結ばれる-1

◎聖なるものの聖なるもの フィリポによる福音書で、イエスがマグダラのマリアにしばしば口づけするのを見て、あなたは我々弟子のすべてよりもなぜマリアの方を愛すのですかと質問したところ、イエスは、なぜ私は、あなた方をマリアのように愛さないのだろう…

死神死仏から伊都能売

◎国は富み世人栄ゆる神の代を開かせ玉ふは伊都能売の神 古事記に一行だけ神名が書かれてあって、日本書紀には記述のない伊都能売神。 キリスト教では聖霊を非常に広い意味で使っているが、伊都能売神は、あらゆる二元対立を超えた至誠であり、聖霊でもある。…

神仏は天国と地獄の先にある

◎【第二章】神仏と冥想の関係 1.神仏は天国と地獄の先にある。 神仏と言えば、天国的極楽的なものとほとんどの人が思い込んでいる。究極の真理を悟った者の生きる姿は常に天国的であるし、人は天国的に行動せねばならないからでもある。 だが、人間は、肉体…

窮極の呼吸法・胎息

◎まず食事のコントロールから 道教でこれぞ窮極の呼吸法というべきものは胎息である。胎息を極めた葛玄は、ひどく酔った時や夏の暑い盛りには、必ず深淵の底に潜って一日ほど経ってから上がってきたそうだ。 抱朴子によると胎息のやり方は次のとおり 1.鼻…

慧春尼

◎周囲に理解者なし 室町時代のこと。慧春尼は、相模の糟谷の人で、物凄い美人だった。兄が小田原・最乗寺(曹洞宗)の開山である了庵慧明。 彼女は、女ざかりの若い時期に男に興味を持たず30歳を超えてしまったのだが、ある日、最乗寺に兄了庵を訪ねて出家し…

無想の境

◎意識下に座る 道者笹目秀和氏が、崑崙山頂ムッツァータンゴにて重要なレクチャーを、疏勒仙人より受けた。仙師とは、疏勒仙人のこと。そして、 『その日の夕刻、月を拝する鎮魂(坎水印)を終えて、山上洞窟の最後を行じたのであった。 翌日意識下に座って…

観想法専用ルーム サムデ・プク

◎タシルンボ寺郊外の洞窟修行 20世紀初め、スェーデン人スヴェン・ヘディンは、チベットのシガツェのタシルンボ寺に逗留した。タシルンボ寺は、巨刹ではあるが、中共成立時以降さんざんに破壊された。 ヘディンは、タシルンボ寺の郊外のサムデ・プクという絶…

偽のサマーディに気をつけよう

◎サマーディとは個人の体験ではない サマーディとは三昧のことであり、ディヤーナ=定とは全く異なる。定は人が出たり入ったりできるが、 サマーディは人が体験するものではないので、サマーディに出たり入ったりすることはできない。 サビカルパ・サマーデ…

人と神仏を結ぶもの

◎【第一章】冥想とは何か ◎人と神仏を結ぶもの 『人と神仏を結ぶものが冥想である。これにより人は真人間になり、善のみを行い悪を行わない人間に生まれ変わる。』 日本人の生活には、年末年始の寺社参拝があり、節分、春秋のお彼岸の供養、お盆の墓参り、赤…

定と三昧の違いと冥想十字マップ

◎昼と夜のサイクル根本テキスト これは、チベット密教ゾクチェンのテキスト「昼と夜のサイクル根本テキスト」の一部。 『13 修行を確立するにあたっては、融合、放松、進歩という 三つの秘訣によって道を進む、 (最初の)融合のための方法は、快適な座にゆ…

冥想十字マップ-2

◎チャクラと七つの身体への対応 ダンテス・ダイジの冥想の縦軸は、以下の7段階である。ダンテス・ダイジは、この冥想十字マップにおいて、直接に、各段階がチャクラと七つの身体に対応しているなどとは語っていないが、総合的にはそのように考えざるを得な…

冥想十字マップ-1

◎定とサマーディ(三昧)の違い ダンテス・ダイジの冥想の横軸は、以下の4段階であるが、無想定と有相三昧の間に「愛」が挟み込んであるところが特徴。しかし、ダンテス・ダイジは「愛」を一つの段階と定義してはいない。冥想の横軸が冥想の縦軸と交わる交点…

臨死からの生還とその後の死

◎全身虚血と再灌流症候群 一般に一度死んでから生還した者の多くが、蘇生措置を受けた数時間後か数日後に再びあるいは三度死ぬという。 これは、クンダリーニ・ヨーガの究極の起きる条件が、心停止と呼吸停止であることからすると、やや不都合な事象である。…

【Overview of the meditation 冥想の全体像】

◎冥想のてほどき 【第一章】冥想とは何か 人と神仏を結ぶものが冥想である。これにより人は真人間になり、善のみを行い悪を行わない人間に生まれ変わる。 【第二章】神仏と冥想の関係 1.神仏は天国と地獄の先にある。 2.悟る仕方は三種、神仏に憑依される、…

死の際の幽体離脱

◎霊になっても孤独は変わらず 死のプロセスについては、四国のリモート・ヴューアーがバス転落事故の死者たちの死のプロセスを描写した丹波哲郎の「霊界旅行」も見てみたい。 丹波哲郎の「霊界旅行」で紹介されている事例は、光の存在に導かれて、バスが崖か…

チベット死者の書での死-2

◎本物の死のプロセス-2 呼吸が止まって、心臓も止まったところから、肉体と意識が分離する直前までです。 2.内なる溶解 (5)80の概念からなる粗いレベルの意識がすべて溶解すると『鮮やかな白い心』(まばゆい光にあふれた秋の空)が現れてくる。(顕明…

チベット死者の書での死-1

◎本物の死のプロセス-1 まず最初は、五感の感覚がなくなり、呼吸が止まるまでのプロセスです。これは、ゆっくりと死が訪れる場合は、どんな人にも平等に起こる部分です。 ただし意識がはっきりしていること(清明であること)、肉体をメンタル体で離脱する…

本気と精神パワー

◎教えてくれなくてありがとう 香厳は、師匠の大潙禅師に『父母未生以前の境地を体得して、一句もってこい』と命じられたが、できなかったので、長年集めた書物をすべて焼き捨て、寺の食事の給仕役をして年月を過ごした。 ある時香厳は、師匠の大潙禅師に、と…

本山博の神様とのコンタクト

◎その体験を見ている自分 本山博の最初の神様とのコンタクトは、20歳くらいの時。 本山博は、戦時中、鉄道の大きなレールみたいなものの先を尖らせて、それを吊るして、10人くらいで山の岩を掘ってトンネルを掘る作業をしていた。 そうした合間に、彼が一週…

原初の光について

◎起きることは起きたが、何が起きたかはわからなかった 肉体が死ぬと原初の光が発生する。以下の文では、原初の光のことを根源の光明と訳しているが、改めてその性質を見てみる。 『これまでに説明したように、心身の一切の構成要素は、死の過程で崩壊してい…

古事記言霊解通読-4

◎黄泉比良坂の坂本は世界の根源 伊弉冊命は、黄泉醜女に加え、八種の雷神と千五百の黄泉軍も加勢して跡を追わせた。伊弉諾命は、十拳剣を抜いて、後手に振りながら逃げ、なるべく戦わない姿勢を見せつつ退却を続けた。 黄泉比良坂の坂本は世界の根源。ここで…

石あるいは黄泉の国の境にある千引岩

◎石は「真」のシンボル 出口王仁三郎の石についての論。 石は、黄泉の国の境に千引岩を置いて、黄泉の国の悪の侵入を断ち切った故事で知れるように、所在(あらゆる)虚偽と罪悪と醜穢を裁断する所の神力の備はつたものと絶賛している。まことに石は「真」のシ…