アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

性愛冥想

冥想非体験(性愛冥想)読了

◎定力強化、光輝く生命の海、窮極の悟りダンテス・ダイジの冥想非体験(性愛冥想)を読了し、やはり40年前読んでも何を書いているのかわからなかったであろうことを再確認した。最終節に、接して漏らさずの話が出てきたことで、間違いなく40年前、自分は通読…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-25(最終回)

◎あなたの愛人と現われた自分自身と、性愛生活を表現する冥想非体験(性愛冥想)の続き『楽とは、性的快楽 のことであり、空とは宇宙意識、ニルヴァーナのことであるが、立川教はついに宇宙意識の戯れとしての性感覚を、しかつめらしい『空』の観念によって …

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-24

◎神秘主義は、人間を完全な歓びに導くためにあるのであって、はかない人間的幸福を相手にはしない。冥想非体験(性愛冥想)の続き『中国房中術にしても、インドのシャクティズムにしても、アラビアの性典 『匂える園』においても、 とにかく性愛を冥想にまで…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-23

◎女性に性的満足を与え、男性が同時に生命力を養う秘訣はあるが、要大悟覚醒冥想非体験(性愛冥想)の続き『新しいこの神の国では、神秘という言葉を使うことすら愚かしい。色欲に迷う時が、越えるべき時である色欲を制御し、さらにそれを越えて道を生きる欲…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-22

◎「色情修行」の結論は、人間の自我妄想を死ぬこと冥想非体験(性愛冥想)の続き『完全に現象存在の無を自覚した絶対自由なる霊的主体は、神が天地創造をしているのと同様に、その人自身の「霊的現象生命」を創造する。この世の 喜怒哀楽 はそれが一度消滅す…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-21

◎神秘体験は人間体験ではない。冥想非体験(性愛冥想)の続き『~神秘性愛の実践〜欲情離脱修行山岡鉄舟がその悟道上の工夫ゆえに剣術修行と平行して「色情修行」なるものを実践したことは、前述したとうりである。彼は、結局、四十幾歳の時に庭前の花を見て…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-20

◎身体レヴェル・心理レヴェル・潜在意識レヴェルには、あなたを不幸にする嘘が含まれている冥想非体験(性愛冥想)の続き『例えば、以上の事実からして、男性型の性愛が権力欲、支配欲的な方向をもちやすく、女性型の性愛が感性的,脱我的方向を持ちやすいと…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-19

◎男性原理と女性原理冥想非体験(性愛冥想)の続き『男性原理と女性原理虚無とは、この現象世界の人間の維持しているあらゆる偏見、世界認識、価値観が崩壊したところに現れる。虚無は恐怖と戦う人間の最大の脅威であるとともに、人間にとってもっとも自由な…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-18

◎神の中で、神と神とがセックスし、家庭生活も神行する冥想非体験(性愛冥想)の続き『しかし、このエマーソンの普遍的エロスへの上昇としての 恋愛、結婚観には、人間の霊的本質における恋愛対象の 原型的イメージ、さらには神の創りしままの男女一体の 霊…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-17

◎人間が出会う一つ一つの美質の輝きは、神への 部分的認識経験なのだ冥想非体験(性愛冥想)の続き『少なくとも、霊的人間の完全性に向かっている価値ある内面体験、 内的覚知を含まぬシンボルなど、現実に存在しもしない地形や 地名を書きつけた地図と同じ…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-16

◎人間の性衝動は、自我忘却の欲求の最も根深いものの一つ冥想非体験(性愛冥想)の続き『人間はあたりまえの自己自身を自覚せねばならない。それが、個別的生命達の、必然的な流れであり、生長であるからだ。神秘主義とか宗教とかいう用語で、何かを語らねば…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-15

◎神秘主義とは、人間性最後にして、最高のリアリズムなのだ冥想非体験(性愛冥想)の続き『ある人が、ある事業を起こして、経済的繁栄や名声を獲得するのに成功するとしても、その人に本当に価値あるものと感じさせているものは、経済的繁栄という内面的安心…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-14

◎私と女神とは 生命エネルギーの光の中へ、無限にまで溶け合っていく冥想非体験(性愛冥想)の続き『ここにセックスは、不安としての享楽 刺激から、言詮 不及の愛の一表現として甦る消息がある。すでに、いかなる対立も戦いもありえない。時・空・物の三元…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-13

◎女への情欲的束縛をやめる方法は、ただやめること冥想非体験(性愛冥想)の続き『巨大な情熱は部分的な不条理と、決して戦わないようにできている。巨大な情熱は、人間性そのものの全体的な不条理を、虚無を、眺める。彼は人間性そのものがもっているどうし…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-12

◎人間である限り、味わわねばならぬ人間のどうしようもなさ冥想非体験(性愛冥想)の続き『よろける肩を組んで浴場の方向に消えた女の顔には見覚えがあった夕刻、フロントで遇然会った芸者の一人だ四人いた中で一番美しいひとだった部屋に帰るとこんどは真剣…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-11

◎あなたには、最もふさわしい妻、あるいは夫が与えられている冥想非体験(性愛冥想)の続き『これは、サルトルの哲学書『存在と無』の中に出てくる存在欲求の永遠の不満足という法則の小説化というべきものであろう。いづれにせよ自我の観念的束縛を捨てる時…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-10

◎自己が一切万物と本来一体であったことの歓喜冥想非体験(性愛冥想)の続き『私はあらゆる欲望の捨離を願っていたし、他のあらゆる存在から遠く離れて孤高に生きられることが自由そのものであり、私の願っているものだと考えていた。そして、思春期の欲情の…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-9

◎光輝く生命の海冥想非体験(性愛冥想)の続き『この神であるあなたの、現実そのものの姿にほかならない。嫌悪すべき偽善的な社会性などというものが、今やどこにあろう。あなたが一切の抑圧から解放され、あなたの霊的主体を回復した時、虚無という観念の仮…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-8

◎人間はその霊的本質に反する状態をいつまでも持続できない冥想非体験(性愛冥想)の続き『W・ヴレイクの恋人達の渦巻きの絵画的ヴィジョンも、W・ライヒが偏執的誤解の中で、その一端をとらえたオルゴン・エネルギーも、仙道房中術でいう気ということもエロ…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-7

◎セックスは時間と空間を越えた神秘体験冥想非体験(性愛冥想)の続き『死と虚無 とを 超越した神秘的一体感は、人間関係の中で発現する美しい神秘的高揚体験であり男性原理と女性原理からなる神秘体験も結局、これと同様のものであると言える。私は、情死・…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-6

◎満ち足りるということの霊的意義を発見できぬ現代文明冥想非体験(性愛冥想)の続き『あなたは神秘的法悦の中で現象のあらゆる束縛を越えて存在するあなた自身を実感するのである。古来、宗教的冥想-坐禅や題目念仏や祈りや鎮魂帰神などは神秘体験を開示す…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-5

◎性的エロティシズムは宇宙意識との合一に接近し得るか冥想非体験(性愛冥想)の続き『愛の不毛はセックスパーティーやドラッグパーティーという孤独な現代人達のゲームによく表現されているが、この愛の不毛という言い古された言葉の意味する現代的な事実は…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-4

◎性愛により宇宙そのものにも『無』にもなる冥想非体験(性愛冥想)の続き『あなたは逃避的な刺激としてのセックスに別れを告げることによって、この世というあらゆる錯覚から自由になる。「大死」そのものは久遠の甦りだからあなたはすべてを捨てることによ…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-3

◎人間としてのあなたが終わったところに、宇宙的人間としてのあなたが始まろうとする。 冥想非体験(性愛冥想)の続き『この雑文には行法の具体的記述は少ない。 性愛冥想の具体的行法については、 別の機会に書くかもしれないが、 本当は性愛冥想に関しての…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-2

◎はじめに◎セックスという名の自己憎悪を打ち切りにする『~はじめに~セックシャル・メディテーションナンセンスな引用を「ビー・ヒア・ナウ」の一節から取り出そう。「マイトゥナという女性の騎乗位。これは性的快感とオーガズムを弱め、実修の全コースを通…

冥想非体験(性愛冥想)を読んでみる-1

◎由来 ダンテス・ダイジの『冥想非体験(性愛冥想)』は、結構大部な原稿だが、今まで読むことのできなかったダンテス・ダイジの書のひとつである。確かにいきなり本文の最初の方から、生半可な求道者では理解できない言葉が並ぶものだから、性愛冥想という…