アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

クリシュナムルティ-3-クリシュナムルティの冥想遍歴

◎ジェイド・タブレット-05-09 ◎青春期の水平の道-8 クリシュナムルティは、道元のように概ね只管打坐一本で進んでいたわけではなかった。 ブラヴァツキー夫人の始めたスピリチュアリティの運動というのがあって、その流れをくむアニーー・ペザント夫…

クリシュナムルティ-2-クリシュナムーティの死

◎ジェイド・タブレット-05-08 ◎青春期の水平の道-8 道元の非思量底とは、自分が大切に思うもの、苦悩の種となっているものをすべて捨て去って、自分が死に、自分の家族や自分の思い出や自分の世界全体も死ぬことである。なお自分が死ぬとは自殺のこ…

クリシュナムルティ-1-冥想を教えなかったこと

◎ジェイド・タブレット-05-07 ◎青春期の水平の道-7 クリシュナムルティで問題なのは、只管打坐での悟りを説きながら、その境地がどのようなものかは盛んに語るが、冥想つまり只管打坐によってそこに到達するとは言わなかったこと。それが結果的に彼…

塩沼亮潤大阿闍梨-5-一歩一歩無事に歩けること

◎ジェイド・タブレット-05-06 ◎青春期の水平の道-6 GreatTraverseで有名な田中陽希の、急登を常人の倍以上のスピードで進む能力も一種の超能力のようなもの。また20代で大峯千日回峰行(一日で48キロの山道の往復を繰り返す)を満行した塩沼亮潤大阿闍…

塩沼亮潤大阿闍梨-4-見仏だが神秘体験にこだわらない

◎ジェイド・タブレット-05-05 ◎青春期の水平の道-5 塩沼亮潤大阿闍梨は、さらっと書いてあるので気がつきにくいが、回峰行中に黄金色に光り輝く世界に入り、空中に大日如来やいろいろな観音様が宙に浮いているのを目撃したのが、見仏である。 また同…

塩沼亮潤大阿闍梨-3-悟りと人格の陶冶は別物、人間関係に悩む

◎ジェイド・タブレット-05-04 ◎青春期の水平の道-4 悟った人でも怒りはするし、悲しみはするし、悩みもするが、二重の現実であることを知っている。 塩沼大阿闍梨が、大峯千日回峰行と四無行とを満行した後でも、人間関係がうまくいかない相性の人が…

塩沼亮潤大阿闍梨-2-四無行、断食、断水、不眠、不臥

◎ジェイド・タブレット-05-03 ◎青春期の水平の道-3 塩沼亮潤大阿闍梨は、大峯千日回峰行の翌年、9日間にわたる断食、断水、不眠、不臥の四無行を満行した。この間何をやっているかと言えば、半跏趺坐で、お不動さんの真言10万遍と蔵王権現の真言10万…

塩沼亮潤大阿闍梨-1-九百九十九日、人生生涯小僧の心

◎ジェイド・タブレット-05-02 ◎青春期の水平の道-2 水平の道の一つに、仕事を精密にやり抜くことを繰り返す事上磨錬という技法がある。これは最近のようにまず転職ありきのようにひとつの仕事が一生のものでない時代にはわかりにくいかもしれないが…

科挙不合格組、不登校組-4-ダンテス・ダイジ

◎ジェイド・タブレット-外典-03-04 ◎日の国の純粋なきらめき ノストラダムスの見た日の国の純粋なきらめきとは、ダンテス・ダイジのことであるとも言われる。 ダンテス・ダイジの意義は、ちゃんと理解されているとは言い難い。彼の講話を今読んでも彼…

科挙不合格組、不登校組-3-空海

◎ジェイド・タブレット-外典-03-03 空海は774年(宝亀5年)に讃岐国多度郡屏風浦で誕生。桓武天皇の皇子の教育係を務めた伯父、阿刀大足(あとのおおたり)から詩や漢語、儒教を学んでいた。15歳になると阿刀大足に誘われ平城京へ上り、氏寺の佐伯院…

虚空蔵求聞持法の道場

◎感受性の深化 (2006-12-01) 受験生にとっては、記憶を増してくれる方法というのは睡眠学習などと並んでとても魅力的な響きを持つものである。記憶力増進法と言えば、虚空蔵求聞持法である。 円通寺律院(高野山事相講伝所)は、古くから虚空蔵求聞持法の道…

虚空蔵菩薩求聞持法もいろいろ

◎洗脳に無防備な状態 (2009-11-24) あの覚鑁(かくばん)ですら、虚空蔵菩薩求聞持法を9度も満行しないと、ものにならなかった。 この行法にチャレンジしていると、いろいろなことでダメになることがある。以下は、渓嵐拾葉集にある記事。 1.ある行者が虚…

ヨーグルトと明星

◎虚空蔵菩薩求聞持法の周辺 (2009-11-28) 釈迦は6年間の苦行を捨てて、ヨーグルト(乳糜)を食べて体力を回復し、菩提樹下でメディテーションに入った。 そして、中国に伝わった最古の仏伝とされる修行本起経では、釈迦の覚醒時、『明星が出た時、釈迦は廓…

西洋の記憶術と虚空蔵求聞持法

◎記憶術と観想法 (2010-04-05) 西洋の記憶術と虚空蔵求聞持法。どちらも記憶力を増進させる方法で受験生には重宝されるもの?である。不思議なことに、どちらもそれに連続するメソッド=引き続いてやるべき修行法が何かはっきりしないのが奇妙である。 西洋…

記憶術からコンピューターまで

◎奥の深い魔法 (2012-04-15) 記憶術は、古代ローマの昔から、単なる思い出以上の利用価値あるものと展望されていた。 事実我々は日常生活の中で、様々な家電、PC、自動車、携帯電話などで、ロム上のメモリーをフル活用して生活している。 ジョルダーノ・ブル…

秋の室内ウォーキング、筋トレ、観想法+呼吸法

◎実際にやって初めて効果を実感するもの 9月下旬に最高気温30度越えは一回あったが、以後20度台が続いている。肉体は秋分までの酷暑モードから徐々に切り替わってきた。散歩場所も徐々に室内から屋外へと移し、ノーマルな状態に戻そうとはしている。 ところ…

科挙不合格組、不登校組-2-王重陽

◎ジェイド・タブレット-外典-03-02 王重陽は、道教中興の祖の一人で、全真教の開祖で、12世紀の人物。陝西省咸陽の出身。 最初は、高級官僚になろうとして科挙を受けたが不合格となり、28歳のころすべり止めの武官試験に合格した。しかし、咸陽郊外…

科挙不合格組、不登校組-1-呂洞賓

◎ジェイド・タブレット-外典-03-01 不思議なことに宗教界での大立者には、科挙不合格組、不登校組が多い。まず呂洞賓、王重陽、そして空海も私度僧なので科挙不合格組みたいなものだ。そして高校で不登校だったダンテス・ダイジ。 1.呂洞賓 呂洞賓は…

青春というもの

◎ジェイド・タブレット-05-01 ◎青春期以降の水平の道-1 素直に自分の生き方を考える人間にとって、青春期の二大テーマは、異性への憧憬と神秘主義への関心である。 時期的には、高校生から二十代前半にかけてのことであって、大学受験勉強では、おそ…

セクシュアル・メディテーション雑感

◎原担山、LGBTQ、釈迦 江戸末期から明治にかけての禅僧原担山は侍だったが、若くして妻帯した。そんな新婚のある日、予定外に日中に帰宅してみると、なんと恋女房が他の男と寝ていた。 これを見た原担山は、剣を抜いて間男に切りかかろうとしたが、その…

出口王仁三郎の脱身

◎ジェイド・タブレット-04-08 ◎思春期の垂直の道-8 古神道の出口王仁三郎は、自分がメンタル体で離脱しニルヴァーナに飛び込んだなどということは、書き残していないが、それを体験した者のみが知っているいくつかの言い回しやエピソードなどで、そ…

柳華陽の脱身

◎ジェイド・タブレット-04-07 ◎思春期の垂直の道-7 道教内丹の柳華陽の脱身は、時代が古いせいか、また大周天系のせいかダンテス・ダイジほど論理的に整然と書いているわけではない。 慧命経を著した柳華陽は、清時代の人(1736年生れ)。その知…

ダンテス・ダイジの脱身

ジェイド・タブレット-04-06 ◎思春期の垂直の道-6 ニルヴァーナに至る脱身について、それを開示している人物は少ない。ここでは3名挙げるが、最も詳しく書いたダンテス・ダイジですら、書かれたとおりやってもニルヴァーナに到達できることを請け合…

想念の隙間とその深度

◎ジェイド・タブレット-04-05 ◎思春期の垂直の道-5 トランスに入って、脱身を目指すといっても、次に列挙するような隙間を単純に目指すわけではない。それぞれの冥想手法に応じた異なるやり方で目指していくわけだが、隙間から窮極が見え隠れしてい…

トランス-微細身への通路

◎ジェイド・タブレット-04-04 ◎思春期の垂直の道-4 トランスとは、変性意識状態のこと。トランスにおいて脱身が起こるが、無数にあるトランスの中で、大悟覚醒に至るメンタル体離脱に行けるトランスは、稀なものであろうと思われる。トランスに入っ…

脱身の各種

◎思春期の垂直の道-3 ◎ジェイド・タブレット-04-03 垂直の道とは脱身して、神人合一することである。脱身するには、トランスに入らねばならない。 このように書くと、とんでもなく簡単な道のように思えるが、過去何千年の無数の名だたる冥想修行者が…

垂直の道の世界観

◎ジェイド・タブレット-04-02 ◎思春期の垂直の道-2 街の霊感者、霊能力者には、その予言が当たると見るや金の亡者、権力亡者、ギャンブラー、軍人などが集まって来るものだ。株価、地価、ヴォラティリティ、商品市況、出目、選挙予想、軍備動向など…

垂直の道のエッセンス

◎ジェイド・タブレット-04-01 ◎思春期の垂直の道-1 思春期の頃と言えば、高校受験の勉強と部活にいそしんでいた頃だが、最近は高校入試もバリエーションが増えたり、不登校が増えたりと、バブル以前とは様相が異なっているのだろう。当時、近所には…

くそと黄金

◎くそへ ここたくの罪を天津罪とのりわけて (2016-12-09) 世の中には、巨富を持っている人がいる。マイクロソフトの創業者のデビッド・ゲイツとか、投資家であるウォーレン・バフェットとか、ジョージ・ソロスとか英国女王ファミリーとか、日本にもそういう…

天津罪と国津罪-2

◎国津罪 (2016-08-27) さらに出口王仁三郎の国津罪の定義。国津罪とは、天賦の国の徳、人の徳を傷つくる罪を指す。 己が母犯せる罪、己が子犯せる罪など字面は倫理道徳的に問題のある言葉が並ぶが、実質は、祖先、祖神に対してその本来の権能を無視したり、…