アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2025年の終わり

◎新機軸の多かった1年 今年は、いろいろ新機軸にトライした一年でした。 1月からの『老子狂言を読む』シリーズ。これは、途中からYOUTUBEにも。そちらも完結した。 OSHOバグワンのヨーガ・スートラ解説は宙ぶらりんに終わっているが、来年は完結したい。…

アルゴス号神話と錬金術の対応-6

◎生死を司るメディアは太陽に帰っていく 気のついた点は以下。 メディアは、生死を司る。 老王を解体し、若返らせるのは赤子の王の再生として錬金術書にはよく出てくるモチーフ。 『「正しい準備(浄化)ができていない物質」に強すぎる力を加えると、再生す…

アルゴス号神話と錬金術の対応-5

◎太母としてのメディア 気のついた点、 メディアの実力は、イアソンはおろか地上の人間を遥かに凌駕しており、まさに太母。結婚という契約を破れば、太母として一連の復讐が発生するのは当然。 それにしても、メディアもヘラクレスの妻も夫の不倫への復讐が…

アルゴス号神話と錬金術の対応-4

◎クンダリーニの脈管と竜を眠らせる話 気のついた点: 青銅の巨人」タロスの体には一本の脈しかなく、足首の栓を抜くと、生命の液(イコール)が流れ出るとは、クンダリーニと、頭頂の封印を切ると脱身のシンボルか。 竜の牙の戦士の同士討ちの話は神知らぬ…

アルゴス号神話と錬金術の対応-3

◎火を噴く雄牛と牙から生まれた戦士 前回のアルゴス号神話と錬金術の対応-2のエピソードで気になるのは、火を噴く雄牛と牙から生まれた戦士。 火を噴く雄牛に対しては、イアソンは耐火能力を臨時に得て雄牛をコントロールした。イアソンは自ら不動明王段階…

アルゴス号神話と錬金術の対応-2

◎大いなる業(マグヌム・オプス) これで気になるのは、 1.まず容器としてのアルゴス号。冥想修行の場所としてまず容器の選定が求められるのはどういうことなのだろうか。 一般に錬金術のシーンでは要所に容器が登場し、バス・タブだったり、巨大なガラス瓶…

イザヤ書とフリーメーソン

◎真理がわからないままの道は危うい 最近フリーメーソンの歴史を学んでいるわけだが、各組織のトップが俗人であることに驚かされる。 第3位階(マスターメーソン)の伝説において、ソロモン神殿の主任建築家ヒラム・アビフは、秘密を無理やり聞き出そうとし…

アルゴス号神話と錬金術の対応-1

◎あらすじ アルゴス号神話の目的である黄金の羊の皮は賢者の石であり、錬金術師たちが注目してきたところである。黄金の羊の皮は欧州王族の勲章にもなっており端倪すべからざるものがある。 アルゴス号神話は、結構探したが、それだけまとまった本はなかなか…

アメリカのフリーメーソン

◎果たして悟った人はいたのかどうか ワシントンDCの建設には、フリーメーソンの構想が深く関与しているという本は読んだが、なかなかアメリカのフリーメーソンの全体像についての本は当たることがなかったので、Geminiに聞いてみた。 アイルランド系メイソン…

揺れ動いた神道の主神

◎天之御中主神と天照大神の間で往来 伯家神道の件で明治中期に明治天皇の決裁で、主神が天照大神にチェンジされたことを知った。それに伴って、掲題を調べてみたところ、神道の主神は歴史的にこのように揺れ動いている。 時代 主導的神格 背景となる社会的要…

ダンテス・ダイジの死と転生観

◎死ぬと自覚の有無にかかわらず、「一なるもの」に帰る ダンテス・ダイジの死と転生観は、隙間理論ともつながる特徴的な見方である。市井の常識人にはわかりにくいかもしれないのでまとめてみた。 通俗的な輪廻観の否定:マンツーマンではない転生 一般に信…

真言密教と天台密教の大日如来へのアプローチ比較

◎入我我入の技法 真言密教にも天台密教にも不勉強なので、いきなりGeminiに聞いてみた。 私の質問:肉体から脱身して大日如来に突入するプロセスについての真言密教と天台密教の比較。 私の質問の回答は、以下の『 大日如来との合一プロセス:入我我入の技法…

真言密教の大日如来への変容

◎我即大日へ 真言密教には不勉強なので、いきなりGeminiに聞いてみた。 1.すると脱身してからの大日如来への突入は、肉体そのものを大日如来の身体へと質的に転換だそうです。 2.このレポートでは、入我我入のプロセスが、 『入我:仏→我。目の前の大日如来…

柳華陽の事績など

◎禅から内丹に転ず 清代道教の覚者、柳華陽についてまとめてもらった。最初柳華陽は、禅から入ったが、漏尽通が失伝していることに気が付いたとは、悟った人に出会わなかったのだろう。 そこで道教内丹に転じたが、伍守陽は在世しておらず、その弟子筋に教え…

◎薔薇十字会からフリーメーソンへの流れ-7

◎分散型相互監視システム(Recognition System)とイエス 薔薇十字会からフリーメーソンへの流れを概観してきて、以下の疑問がある。 1.17世紀から21世紀に至るまで、ローマ法王のようにまず最低でも見神した人物が中心になって活動していたのかどうかすら定…

薔薇十字会からフリーメーソンへの流れ-6

◎第5部:なぜキリスト教の秘教サークルなのか? 気のついた点。 1.明確な覚者にして指導者を置かないこのような組織こそまさにエソテリックサークルなのだろう。それにしても神との直接コンタクトは経常的に行われているはずであり、それを担う人物も連綿と…

薔薇十字会からフリーメーソンへの流れ-5

◎修正スコットランド儀礼の中核の40条の規定 修正スコットランド儀礼の中核は40条の規定だが、何か寓話みたいな神話みたいなもののようだが、事前知識がないとわかるまいよ。 気のついた点。 不可視の現前とは、形が見えないだけで、それを表現する言葉があ…

薔薇十字会からフリーメーソンへの流れ-4

◎修正スコットランド儀礼(Rite Écossais Rectifié - RER)について 気のついたことは、 「未知の上位者」が一向に姿を現さないことに欧州の人は耐えられなかったのですね。 当時イルミナティが出現していたのですね。 秘密の位階(大教授)では、ウィルモズ…

薔薇十字会からフリーメーソンへの流れ-3

◎高位階制度の開花とキリスト教騎士道の復興 従来3段階のフリーメーソンの位階になぜその上の位階が必要だったかは見えてこない。知識人か裕福な人々のサークルにせねば発展が見込めないということがあったのだろうか。 一般に新参のスピリチュアル的人物や…

薔薇十字会からフリーメーソンへの流れ-2

◎第2部:架橋する者たち――エリアス・アシュモールと初期近代の賢者 17世紀英国で、エリアス・アシュモールとロバート・マレーが中心になって、近代科学と錬金術を並行して奨励・研究した。例によって錬金術側の業績は明かされていない。エリアス・アシュモ…

薔薇十字団からフリーメーソンへの流れ-1

◎薔薇十字の啓蒙と不可視の学院の形成 17世紀薔薇十字団からDSと関係あるっぽいフリーメーソンまでは、一つの流れが存在するらしく、それをOSHOバグワンは、イエスのエソテリックサークルと見ていた。このあたりの話は、きちんと整理された著書がほとんどな…

ユダヤ教の冥想手法

◎冥想法も多岐にいろいろ ユダヤ教の冥想手法についてまとめてもらった。ユダヤ教の本はあるが絶対数が少なく、とてもではないが、ユダヤ教の概要を知ることすら大変だった。そこで冥想手法を中心テーマにユダヤ教をまとめてもらった。 ユダヤ人は、20世紀に…

白川神道と伊勢神道の比較

◎主神が天之御中主神から天照大御神に変更 以下のような質問をGeminiに投げてみました。 言霊でス字本義は、白川伯王家に由来したのですね。それにしても空海はなぜア字本義なのだろう。 2.白川伯王家の祭祀は、天皇個人のいわばスピリチュアル・サポート。…

白川伯王家の宮中祭祀

◎天皇のいわばスピリチュアル・サポート 本田親徳が、明治の初めに白川伯王家の宮中祭祀とコンタクトを持っていたので、今回は伯家神道。 伯家神道は、図書館でも新刊本でも少なく、概要を知ることすら容易でなかったが、このGeminiの調査で、おおよそを察す…

本田親徳の事績と意義

◎白川伯王家との接触 明治の神道家本田親徳は、出口王仁三郎と師弟関係ではなかったが、一霊四魂など鎮魂法など基本理論で出口王仁三郎に与えた影響は大きい。京都に出たばかりの出口王仁三郎には、体験は起こったが、何が起こったかを理解整理するには、本…

中国によるチベット宗教文化破壊史

◎人間の自由はいずこに 掲題テーマでNotebookLMでインフォグラフィックを作ってもらいました。日本語がだいぶうまくなりましたが、細かい漢字はまだ怪しいのがあります。 報告書の方はGeminiが9千字でつくったので、6千字にまとめてもらいました。チベット…

伊福部隆彦の生涯と思想的遍歴

◎プロレタリアから老子へ ダンテス・ダイジの只管打坐と老子のマスターである伊福部隆彦氏のことをGeminiで調べた。 伊福部隆彦のことは、超高額な彼の古本老子眼蔵書を一冊神田の古本屋で買ったが、あまり内容にピンとくるところなく、それきりだった。ブロ…

リフトンが見るデジタル監視国家中国

◎閉鎖的な環境下で人間の自律性を剥奪し、イデオロギーへの完全な服従を形成 中国の洗脳研究の先駆者リフトンの最近の中国のデジタル監視国家についてまとめてもらった。 国民全員が心から党のイデオロギーを信じていなくとも、顔認証カメラと社会信用システ…

マリア・プロフェティサ「最初の真の錬金術師」

◎西洋世界における「最初の真の錬金術師」 マリアの思想の中心にあったのは、自然界のすべての物質が根本的な統一性を共有しており、ゆえに金属間の変成から人間の生命プロセスに至るまで、すべての変容(トランスミュテーション)が可能であるという揺るぎ…

トート・ヘルメス・トリスメギストスについて-4(完)

◎錬金術の祖としてのヘルメス 中東以西でキリスト教が支配的になったので、密教としてのヘルメス教は、錬金術に姿を変えて現代にまで生き延びている。 シエナ大聖堂の床モザイク(1488年)に、モーセと並ぶ者としてヘルメス・トリスメギストスの姿が描かれて…