2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
◎シャルザ・タシ・ギャルツェン、董仲君 屍解の例の続き。 6.シャルザ・タシ・ギャルツェン シャルザ・タシ・ギャルツェンは、19世紀半ばのボン教僧。出生は、東チベットのカムだから、今の四川省。 彼は12歳にして受戒し、まだ少年であった時に師であるテン…
◎朱橘、パオハリー・バーバー、寇謙之 屍解の例の続き。 3.朱橘 朱橘は、淮南の人で翠陽と号す。宋の理宗皇帝の淳祐二年、朱橘は、郷人の陳六に対し、自分は県庁の官舎の前で仙化するので、その際身体を清い土で上から覆ってくれと頼んだ。 やがてその日にな…
◎孫不二、普化 屍解とは、死に際して肉体を虚空に消滅させること。分解しきれずに髪や爪が残るケースもある。所要時間は、およそ数時間から1週間とまちまちである。 何よりも疑問なのは、その狙いである。 そして特徴的なのは、屍解は宗派の垣根を飛び越えて…
◎自然の法に従う尸解など (2018-10-12) 出口王仁三郎が尸解を論じている。 『虎、狼、猪、熊、狐、狸など野山に住む獣類、さては鳩、鳶、烏、雀の鳥類に至るまで、死骸と云ふものを此土にのこさぬ。 人に殺された場合は別だが、自然に死んだこれ等の屍と云ふ…
◎冥界の王 (2008-08-08) 1.仙台・田代島の猫神社 漁業の島で人口が120人位だが、猫の好物の魚が豊富だったのだろう。おまけに犬禁制だとか。 2.高知県 須崎市の猫神社 元々は、漁撈生活と縁の深いものだったのだろうが、招き猫を奉納してもねえ・・・…
◎ホイットリー・ストリーバーの未知との遭遇 (2014-05-08) アメリカのホイットリー・ストリーバーは、ビジターと呼ばれる宇宙人との遭遇体験を繰り返した内容を描いた「コミュニオン」がベストセラーとなったが、「宇宙からの啓示」はその続作。 「宇宙から…
◎人と直接コミュニケーションせずに孤独にならない (2016-07-20) 絶海の孤島や山奥に行かなくとも、孤独な生活はある。ただ全く人を見ない生活は不便だし、ちょっと不安である。 気が向けばtwitterしたりlineしたりして、またたまにはリアルの人と喋ったりす…
◎アポロン信仰の対極 (2010-07-24) 生贄は、何かの見返りを期待して行うものである。 イングランドでは、ごく最近まで告解の三が日に猫を打って殺すという慣習があったそうな。 『特に西部のシュロッブシャーのアルブライトンという村では、非常にポピュラー…
◎鬱陵島の猫 (2008-08-25) 猫の人への技として、人の言葉をしゃべる、眠っている人の胸に乗って悪夢を見せるなどが代表的なものと考えられる。 人の言葉をしゃべるとは文字通り日本語を発声するわけではないが、一人で在宅している徒然で、猫の気持ちが言葉…
◎猫との意思のやりとりから屍解 キリスト教では、動物に魂はないとするが、猫には魂はある。 クンダリーニ・ヨーギ本山博が自宅の近所まで来て、猫のチャムに「門のところまで迎えに来て」と念じると、猫のチャムの「はい」という反応を感じ、いつもそのとお…
◎意識の極限状態を通過する 最近再放送された『NHK 土曜ドラマ 山田太一シリーズ 男たちの旅路』では、鶴田浩二扮する吉岡晋太郎は特攻隊の生き残りを演じている。自分のことを死にぞこないと自嘲し悔恨しつつ、死んで行った仲間の思いを無意識に背負って生…
◎西郷南洲遺訓 西郷隆盛は、文久三年36歳、再度の島流しに遭い、沖永良部島に送られた。その獄舎は、天井はあったみたいだが、壁もなく扉もなく四方矢来であって、風雨は吹き通るため、ほとんど人の住む所ではなかった。ここで数か月、一日中端座冥想して…
◎先行モデルとしてのアトランティス (2021-08-11) ダンテス・ダイジの語るトースとは、アトランティスの聖王。ダンテスとは、政教一致のアトランティスの神の宮 の13人のリーダー(超人)の一人だが、後に神の宮アメンティを離れ放浪する。これで12人+1人とな…
◎マニピュラからアナハタへ (2017-09-13) ダンテス・ダイジ座談の中で、ある来訪者に対し、人生の裂け目のことを表現するのに、『「戻ってこーい。戻ってこーい」と叫んでいるような何かを感得すること』というように表現し、かの来訪者もそれを感得するシー…
◎ダンテスの甘いささやきと悪影響 (2017-09-12) ダンテスの系流に属する聖者たちは、アトランティス末期のダンティス・ケンタウロス、クリシュナ、臨済などがいる。 彼らの主張は、ステップや方便を越えて単刀直入に「現実」に言動せしめること。つまり、時…
◎組織宗教と個人宗教、顕教と密教 (2017-09-11) エジプト神話では、トースは出てくるし、アメンチーの名も出てくるが、何のことかは、想像すらもできない程度に。 ダンテス・ダイジ座談では、アトランティスでは、神の宮という中央官庁兼最高神殿みたいなの…
◎言ってはいけないし、言わないと判らないし 出口王仁三郎が、神の顕現である万世一系が日本だけから世界全体に広がることを言う。 『○経と緯の万世一系 天皇は天御中主神の顕現であって、名前が万世一系だ。今までは経(たて)ばかりの万世一系ばかりであっ…
◎天書と霊線 出口王仁三郎は、ホロスコープは書かなかったが、天を見上げることで占断した。 空の星には各人の来るところの星がある。出口王仁三郎は、各人の霊線はその星とつながっているとは言っていないものの、各星は、月日と霊線で結ばれているとする。…
◎奇跡には時を選ばないタイプの奇跡もある 5月下旬になっても気温がエレベーターのように乱高下する気候が繰り返されて、農作物の実りが心配な今年。さらに最近は日本全国で毎日のように震度5クラスの地震が連発し、巨大地震の発生も懸念されるところである…
◎はずさない占星術師の危うさ ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(紀元前63 - 紀元14、別名オクタヴィアヌス)は、占星術が大好きで信じてもいた。 ある日オクタヴィアヌスは、親友のアグリッパと共に有名占星術師のテオゲネスを訪問。テオゲネスは、先に…
◎予言ではなく型出しで示す 2023年5月19日、岸田文雄首相をホストとするG7では、広島の原爆慰霊碑に各首脳が一斉に献花して、中国・ロシアを除く第二次世界大戦の主要関係国がわだかまりを解くための象徴的な第一歩となった。これは、将来の核全面廃絶のみ…
◎金持ちが天国に入るのは、らくだが針の穴を通るよりむづかしいが (2022-09-02) イエスの磔刑前夜、弟子たちは皆イエスを見捨てて逃げ去った。そうした中で、イエスの弟子の中に逃げずに済んで、かつ磔刑後にピラトとイエスの遺体の引き渡し交渉を行いえた人…
◎アレクサンドリアのクレメンス スーパーリッチであることが、尊敬や賞賛を呼ぶ微妙な時代。政府にとっては、スーパーリッチな者は必ずしも多額納税者ではないので、昔と違ってスーパーリッチだから歓迎するということはない。 しかし、不思議なことにキリス…
◎ジャータカ釈迦前生譚 ジャータカ釈迦前生譚は、釈迦の無数の前世のエピソードを描いた話。 釈迦がまだ無知だった前世において、さる悟った人間の噂を聞き、逢いに行って、話をすることができた。 釈迦が悟った人の足に触れ身を起こすと、なんと悟った人が…
◎道元のお気に入り 道元が五台山から天童山に帰る途中に寧波の大梅山護聖寺に泊まったが、夢に大梅法常禅師が現れた。大梅法常禅師は開花した梅の花一本を道元に与えた。この花の縦横は一尺あまりだった。この梅の花は優曇華であった。 なお、優曇華を受けた…
◎稲生物怪録 (2021-06-03) 稲生物怪録は、江戸時代、広島県三次市を舞台に、様々な妖怪が次々と登場し、16歳の稲生平太郎が、妖怪軍団をついに打ち破るというもの。これは内容が奇抜でバリエーションに富んでいることから、最近では、モバゲーのモンスター…
◎登ってはいけない山-1 (2021-05-27) 山には聖山もあるが、人間が登るのを戒められている山もある。それが、丹波大江山と筑波山。 田中陽希は、大江山は、登っていないようだが、筑波山は登ってしまっていた。 筑波山神社由緒によれば、山下の南面中腹(27…
◎修験道との関わり、大峯山など (2021-05-24) 日本三百名山で選定しているのは、必ずしも修験道の山ではない。だが、山頂には、亡くなった人を供養する積み石や、祠などが置かれており、時に蠅の飛ぶ音が聞こえて、山頂巡錫のリアリズムを感じることができる…
◎日本のピラミッド説など (2021-05-23) これは、田中陽希が、日本3百名山をひと筆書きで、下界の道路も徒歩で行き、三百名山も登ろうというプロジェクト。 こうしたツーリズムものは、せいぜい火野正平の自転車ツーリング番組をたまに見る程度だった。私は登…
◎遭難の理由と変性意識の隙 登山に良い季節になった。『ドキュメント 単独行遭難/羽根田治/山と渓谷社』を読んだ。 登山には、グループで登るのと単身で登るのがある。警察庁の統計では、全遭難者中の3~4割が単独行。登山は冥想修行と同じで、他の誰かが登…